おうちカクテル〜No.4〜「Mixed kir」
2018年10月29日
お寺を見るとなんか落ち着く。ヨーロッパの教会も荘厳で神秘的だけどやっぱり木造の古臭いお寺がいいんだよなぁと思う今日この頃。
さて、今回は「Mixed kir」
要はキールなんですけどバリエーションもあるらしいので作ってみたいと思います!
Mixed kir
ベース:ワイン
強さ:★★★★★☆☆☆☆☆
食前酒
〜材料〜
クレーム・ド・カシス 1/6
白ワイン 5/6
ブランカッセ
クレーム・ド・カシス 1/8
白ワイン 7/8
ドライキール
ジン 1/6
白ワイン 5/6
1. クレーム・ド・カシスを注ぐ(左からキール、ブランカッセ、ドライキール)
2. 白ワインを注ぐ
完成〜(・ω・)ノ
白ワインを赤ワインに変えたものは「カーディナル」というカクテルになります。またスパークリングワインに変えたものは「キール・ロワイヤル」ですね!ちなみにシャンパンで作ったものは「シャンパン・キール」と呼ばれるそうです!
おうちカクテル〜No.3〜「Anised cocktail」
2018年10月27日
1年間日本にいないと色んなことが変わっててビックリ!鈴木福くんが声変わりしてたりクレヨンしんちゃんが声変わりしてたり…。毎週録画予約してたとんねるずのみなおか、ぷっすま、日曜もアメトーーク!は違う番組が録画されます(笑)。
そんな浦島状態の中、今日作るのは「Anised cocktail」
Anise(アニス)は薬草の一種で、そのアニスから作られるお酒がアニス酒。フランスではこのアニス酒にリコリスなどの薬草を加えたパスティスというお酒が超有名!でもこれがまぁクセが強い!元々アブサンというニガヨモギやアニスを原料としたお酒が流行ってたんですが、ニガヨモギのツヨンという成分に毒性(幻覚や錯乱)があることがわかり販売中止になりました。しかし、その美味しさのあまりアブサンの味に似せた毒性の無いお酒を作り、それがパスティス(フランス語のパスティーシュが語源、意味は模倣)というお酒です。ちなみにアブサンは画家のゴッホも愛飲していて、アブサンの幻覚症状が見るものが黄色く見えるだったそうで、あの有名なゴッホのヒマワリにも影響を与えていたとか…。信じるか信じないかはあなた次第です( ̄Д ̄)ノ
私はそんなエピソードもあるパスティスが大好き!フランスに行ったのもパスティスが好きだから!水割りで飲まれるのがオーソドックスなんですがバリエーションがあったので試してみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
Anised cocktail
ベース:アニス酒
強さ:★★★★★☆☆☆☆☆
食前酒
〜材料〜
・アニス酒(パスティス、ペルノなど) 2/8
・水 5/8
・クレーム・ド・フルーツ(お好みの味) 1/8
使用するのはパスティス。そのパスティスでも有名なRICARDというお酒を使います!これはフランスでGetした2018年限定版!ちなみにペルノはパスティスの一種として扱われているお酒なんですが、パスティスに必要なリコリスが入っていないため正確にはパスティスではなくアニス酒として扱われているお酒です。ですが味は似てます。それは置いといて…このパスティス、面白い特徴があるのでお見せしましょう!見た目はこんな感じ。
このパスティスに水を加えると、
スターファイヤー(by引田天功)!カルピスのような白濁色になります(*゚▽゚*)
これはアルコールに油分が溶けていて、水を加えることでアルコール濃度が薄まり油分が出てくるからなんです。初めて飲む人はちょっと驚くのでドヤ顔でやることをおすすめします。予備知識はこれくらいにして、Anised cocktail作っていきます♫
1. グラスにアニス酒、クレーム・ド・フルーツ、水を入れる
今回はクレーム・ド・フルーツとしてメロンを使いました!
2. キューブアイスを2個入れて撹拌する
写真を撮る間もなく一瞬で完成www
写真が寂しいのでメロンの他にイチゴとブルーキュラソーも作りました!
見事なRGB!色鮮やかですね!味はやはりパスティスが圧勝します(笑)。微かにフルーツの味がする程度です。パスティスが苦手な人が飲めるかと言ったら難しいですね(笑)。ちなみに、イチゴを加えたものはRoseline(ローズライン)、ブルーキュラソーを加えたものはBarbarie(バルバリー)というカクテルだそうです。他にはカシスを加えてCanisse(カニス)というのもあります。こんなにバリエーションがあるなんて知りませんでした(>_<)
いかがだったでしょうかパスティスは⁉︎飲めばわかりますが味・香りは薬みたいに強烈です!飲んだ人の9割が顔をしかめ、1割が熱狂的なファンになるパスティス。そう、みんなに好かれる必要なんてない。ほんの一握りでも自分を好きでいてくれる人がいればそれで良い。そんなパスティスのような人生を送りたい。
おうちカクテル〜No.2〜「Wine fizz」
2018年10月26日
昨日に引き続き一風変わったカクテル作っていきます(・ω・)ノ
本日は「Wine fizz」♫
fizzといえばジンフィズなど〇〇フィズをよく聞きますよね。でもワインフィズは聞いたことがない!これは面白そう♫ちなみにフィズとはベースのお酒にレモンジュース、砂糖、炭酸水などを加えたカクテルをそう呼んだりします。さらにフィズって炭酸の泡が弾ける音だそうですがそんな風に聞こえますか(^^)?私にはシュワシュワにしか聞こえませんな(笑)。
〜材料〜
・白ワイン 4/5
・レモンジュース 1/5
・砂糖 1スプーン
・卵白 1個分
まず卵白が必要なんですね。よーし、わかったo(`ω´ )o ペットボトルで黄身を吸い取るやつやってやる!
ペットボトルを凹まして、
おおー!!!
すげえぇーw!気持ちいい、なんだこれ(゚∀゚)!今度からこれやろう!
1. 材料をシェーカーに入れる
こぼさないようにね☆
2. シェーカーで30秒振る
卵白が入ってるので強めにシェーク!
3. グラスに氷を半分入れて、注ぐ
ほいっ!
完成〜(・ω・)ノ
余った黄身を使ってガレットも!
近くのスーパーにそば粉が売ってなかったので小麦粉で作ってみました。クレープみたいにモチモチしちゃってイマイチ…。やっぱガレットはそば粉でパリッとしてなきゃダメだ(ㆀ˘・з・˘)
ワインフィズは白ワインにレモンの爽やかさが加わって夏に飲むのがちょうど良さそう!卵白も入ってるので口当たりがまろやか!ちょっと違った白ワインを味わいたいときにいいかもしれない( ´ ▽ ` )
おうちカクテル〜No.1〜「Mikado」
2018年10月25日
無事日本に帰って来て、引っ越しやら役所の手続きやらが落ち着きました。時間もできたのでバーを巡りたいのですが毎日行くわけにもいかない…。なのでパリで購入したカクテルブックをパラパラめくってフランス語の勉強がてら気になるカクテルを作っていきたいと思います!いつ発行されたものかわからんけど古そうな本だからまぁいいか( ´ ▽ ` )
初めは「Mikado」!
Mikadoといえば欧州版ポッキー!
カルーアミルクっぽいカクテルかな〜と思いきや、ポッキー1本も使いません(笑)。
ベース:日本酒
強さ:★★★★☆☆☆☆☆☆
食後酒
〜材料〜
・日本酒 2/3
・緑茶 1/3
・砂糖 1スプーン
・グーズベリー 適量
ん、グーズベリー⁉︎なんやそりゃ∑(゚Д゚)!調べるとセイヨウスグリだそうです。そんなもんここらのスーパーで買えるかっ(笑)!なのでクランベリーで代用しました!しかも乾燥(笑)。
これならスーパーでも手に入りますね〜。頑張ってフランス語を訳しながら作っていきます( ´ ▽ ` )ノ
1. 日本酒と緑茶を湯煎する
分量の日本酒と緑茶を湯煎します。面倒なのでレンジでチンでもいいと思います。
2. それらを混ぜる
混ぜまーす!
3. カクテルグラス半分に砕いた氷を満たす
アイスクラッシャーが欲しい…orz
4. 氷に砂糖を振りかけ、ベリーを追加する
こんな感じですかね。
5. 氷の上に温めた日本酒・茶を注ぎ、すぐ飲む
完成〜(・ω・)ノ
できたら「すぐ飲む」そうです(笑)!すぐ飲みすぎてベリーの味がない∑(゚Д゚)!しっかり混ぜてから飲むとベリーの甘酸っぱさと日本酒がマッチして結構美味しい♫日本酒が染み込んだベリーも美味しいです!
ちなみにMikadoというカクテル、サヴォイのカクテルブックに載ってるようです。でも全然別のカクテルでした!じゃあこのMikadoは何者なんだー(笑)!!!そんな感じで面白くも美味しいカクテルでした(*´∀`)♪
パリ 隠れ家バー(LAVOMATIC)
16/Oct/2018
フランス生活最後のバーはLAVOMATICにやって来ました!République駅のすぐ近くにあります。ここは隠れ家バーということで注目ポイントはお店の入り口です!
はい、これがお店の外観!
どう見てもいたって普通のコインランドリーです(笑)!7kgのランドリーが3.5€と値段もいたって普通(・ω・)ノ
そんなことを思っているとお客さんが登場。洗濯を始めると思いきや、何の迷いもなく大きい方のコインランドリーに入って行きます∑(゚Д゚) きっと初めてのお客さんではない!
どうやらこの大きいコインランドリーがお店の入り口(笑)。ボタンを押すと中に入れます。
中に入って階段を上がるとそこにはバーが!立ち飲みスペースもあってカジュアルなバーですね。
カウンターに座って飲み物を注文します。
これがメニューなんですがなんとイラスト付き!インスタ映えを狙う女子にはありがたいシステムですな(*゚∀゚*)
オリジナルカクテルはフルーツを使ったカクテルが多め。クラシックなカクテルもあってメニューは充実してます。ドリンクの他にもちょっとしたフードもあります!
注文したのはNuage Rose(ピンクの雲)。可愛らしいネーミングのカクテル。味はフルーティで程よい甘みが良い感じです!
次はものすごく気になったMoai(モアイ)。その名の通り、イースター島のモアイが出てきました(笑)!こんなグラスどこに売ってんだ〜!しかもトウガラシ刺さってる〜(´Д` )
気になるお味は…少しスパイシーだけど甘さと調和して結構美味しい♫チリシロップとアボカド、パッションフルーツが入ってるそうです。
LAVOMATIC、なかなか面白い店でした!コインランドリーで洗濯してて(あれ、カクテル飲みたいな…)ってなったら3秒でお店に行けます。逆にバーでお酒飲んでて(あれ、パンツ洗いたいな…)って思ったら3秒でコインランドリー行けます。画期的なバーLAVOMATIC!カクテルの味も若者受けしそうな味なので、パリですけこまそうと考える人にはオススメなバーです!機会があれば是非一度お試しください( ´ ▽ ` )ノ
パリ ラスト観光(ガレット&セーヌ川クルーズ)
16/Oct/2018
17日の飛行機で日本に帰るので実質最後の日(´;ω;`) 1年間の思い出を噛み締めつつ1日観光しますヽ(´▽`)/
まずはモンパルナスの学校!何もわからずフランス語もできない自分に友達から教えてもらったのがこの学校。年間105€と超激安♫普通はこの10倍とかかかる。フランス語ゼロの初心者クラスや少し話せる中級者クラスもあり、自分のレベルに合ったクラスに入れてくれます( ´ ▽ ` )
この階段の上から校長らしき先生が「Bonjour!!!!」と元気良く出て来て挨拶が始まる!みんなとやるもんだからこれが長い(笑)!
この廊下に色んな国籍の人がごちゃごちゃします!日本人はほとんどいないので海外のスクール感を体感できました。教室もたくさんあり!!
月・木の14時〜16時または19時〜21時、火・金の14時〜16時または19時〜21時 から4時間分選べます!
懐かしき教室の風景。ダニエルというおじいちゃん先生でした。絵が上手で単語を絵を描きながら教えてくれました。生徒は8人ほどでウクライナ人、ベトナム人、ブラジル人、アメリカ人…色んな国籍の人がいてほぼ女性!ハーレムでした(笑)!
次はモンパルナス通りにある通称ガレット通りでお昼を食べます!その名の通り、ガレットのお店が数多く並んでいます。
入ったのはこのお店Crêperie de Quiberon!食事用ガレットとデザートのクレープ、シードル(20cl)が付いて9.4€!安い!他にもこういったメニューを用意してるお店があります。
店員さんの愛想が良くないのはパリスタンダードだとして(笑)、店内はこんな感じ。赤を基調としたオシャレな内装です。
ガレットはハムとエメンタールチーズのガレットを選びました👍翼くんと岬くんばりの黄金コンビ!他にもチキンやサラダといった石崎くんも選べます。シードルはおそらくKerisac。グラスや店内中に表示されてるので。
Kerisacはスーパーでも買えるシードル。値段も2€台とお手ごろで、同じ価格帯のシードルの中でもリンゴの味がしっかり出てて個人的に好きです!
デザートのクレープはイチゴを選択(イチゴ大好き)。これも他に味が選べます。生地自体が甘く作られてて美味しい♫
名残惜しいので違うお店でガレットをおかわりします(笑)!この界隈で有名なJosselinというお店!
店内は至ってシンプル!こちらの店員さんは愛想が良かった(・ω・)ノ
こちらがガレット(具はもちろん黄金コンビ)!先程のお店のガレットと違い、生地を折り畳んでますね。そのためチーズがたっぷり入ってます。生地もさっきのお店よりサクサクで香ばしく美味しい!ただ二軒目なのか、チーズがどっさり入っているせいか重い(笑)!
次はセーヌ川クルーズにやって来ました。日本人宿でチケットをいただいたので無料(本当は14€)(・ω・)ノ
エッフェル塔の近くPont de l’Alma(アルマ橋)という所から出発します🛥
色んな言語のパンフレットがあります。もちろん日本語も!
一階にも席があるんですが、二階の方が眺めが良さそうなので二階へ上がります!
結構広い!なのでたくさん人が乗れそう( ´ ▽ ` )
時間となったので出発!!
セーヌ川には綺麗な橋が多く、その橋の下をくぐり抜けていきます!
シテ島のノートル・ダム大聖堂!
ノートル・ダム大聖堂をこの角度からあまり見たことがなかった!
サン・ルイ島を過ぎた所でUターン!
セーヌ川で日光浴をするパリジャン達。平日なのにこんな風にのんびりできるなんて素晴らしい( ̄▽ ̄)
元の場所を通り過ぎ、エッフェル塔方面へ!
逆光で色がわからないと隅田川と東京タワーを思い出してしまう…
最後に、船に乗るとき撮っていた写真の販売をしてました。ほとんどサングラスをかけた中国人ばっかり!それはそれで面白い写真でした(笑)!
次は本を買うため古本屋にやって来ました。
ここはOdéon駅近くのBOULINIER。
店の前で売ってる本は1冊0.2€。とんでもなく安いっ!主に地元の人たちが買いに来るそうです。
店内は地下1階と地上3階まであり、小説や参考書、CDも売ってます!
もちろんマンガも売ってます!
Cuisineコーナーでカクテルブックとちょっとした料理の本を購入♫
これで10€もいってない!フランスって本が高いイメージ。新品マンガも1冊7€くらいしたので(笑)、古本屋さんで買うとお得ですね。
ガレットにセーヌ川クルーズにパリを満喫できました!最後の最後でパリを満喫したって感じ!今まで何やってたんでしょうね(笑)!パリの至る所に思い出があり、街を周っていると色んな思い出が蘇って来る。あー、帰りたくねぇなーε-(´∀`; )
最後はずっと気になっていたバーに行き、それがフランス生活最後の場になるでしょう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) ラストバーの様子はまた次回に…
パリ バー(Harry’s New York Bar)
15/Oct/2018
パリに戻り、とあるバーを訪ねました( ´ ▽ ` )ノ向かったのはHarry’s New York Bar🍸ヘミングウェイやココ・シャネルも通ったパリで有名なバーです!Operaの近くにあります!
入り口は西部劇のようなスイングドア!アメリカンな雰囲気が漂ってますね♫
店内に入ると静かなバーというより酒場チックなバー!レトロなものが置いてあって西部劇時代の酒場に来たって感じ!
店員さんは白のバーコート。バーテンダーといえば黒のベストのイメージなのでなんか新鮮です。薬剤師みたい( ´ ▽ ` )
アメリカンなフラッグがたくさん!カッコいい!
メニューも充実♫ここのバー発祥のカクテルもたくさん!ブラッディメアリー、サイドカー、フレンチ75などなど…カクテル名の横に年も書いてあります。この他にもジン、ウォッカ、ラム、テキーラといった基本的なベースのカクテルや個人的に気になったのがスウィートカクテル。レシピがシークレットのカクテルもあってとっても気になる(゚ω゚)
オーダーしたのはフレンチ75!
ジンベースにレモンジュース、砂糖、シャンパン。ここではアブサンを1ドロップ入れるようです。シャンパンが入るのでロング用グラスで作るイメージですがここはショートグラスで出てくるんですね〜。
次は最新(2017年)オリジナルカクテル、ブラックフラッグ!
コーヒーが入ったビターな大人のカクテル。ウイスキーは入ってないんですがウイスキーっぽい味がする。上に飾られたチョコとマッチしていい感じです(*´꒳`*)
店内にさりげなく置かれたボトルも素敵ですね〜!
トイレの前にもディスプレイされてます。
19時を過ぎたあたりから急に混雑!待ちのお客さんも出てきたのでここらでおいとま(*´∇`*)
味も雰囲気も素敵なハリーズバー!まさに大人のバーって感じですね(*゚∀゚*) お値段が一杯14€ほどするのでたくさん飲めなかったのが残念(>_<) 一度ここのバー発祥のカクテルを制覇してみたいものですね!