おうちカクテル〜No.3〜「Anised cocktail」
2018年10月27日
1年間日本にいないと色んなことが変わっててビックリ!鈴木福くんが声変わりしてたりクレヨンしんちゃんが声変わりしてたり…。毎週録画予約してたとんねるずのみなおか、ぷっすま、日曜もアメトーーク!は違う番組が録画されます(笑)。
そんな浦島状態の中、今日作るのは「Anised cocktail」
Anise(アニス)は薬草の一種で、そのアニスから作られるお酒がアニス酒。フランスではこのアニス酒にリコリスなどの薬草を加えたパスティスというお酒が超有名!でもこれがまぁクセが強い!元々アブサンというニガヨモギやアニスを原料としたお酒が流行ってたんですが、ニガヨモギのツヨンという成分に毒性(幻覚や錯乱)があることがわかり販売中止になりました。しかし、その美味しさのあまりアブサンの味に似せた毒性の無いお酒を作り、それがパスティス(フランス語のパスティーシュが語源、意味は模倣)というお酒です。ちなみにアブサンは画家のゴッホも愛飲していて、アブサンの幻覚症状が見るものが黄色く見えるだったそうで、あの有名なゴッホのヒマワリにも影響を与えていたとか…。信じるか信じないかはあなた次第です( ̄Д ̄)ノ
私はそんなエピソードもあるパスティスが大好き!フランスに行ったのもパスティスが好きだから!水割りで飲まれるのがオーソドックスなんですがバリエーションがあったので試してみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
Anised cocktail
ベース:アニス酒
強さ:★★★★★☆☆☆☆☆
食前酒
〜材料〜
・アニス酒(パスティス、ペルノなど) 2/8
・水 5/8
・クレーム・ド・フルーツ(お好みの味) 1/8
使用するのはパスティス。そのパスティスでも有名なRICARDというお酒を使います!これはフランスでGetした2018年限定版!ちなみにペルノはパスティスの一種として扱われているお酒なんですが、パスティスに必要なリコリスが入っていないため正確にはパスティスではなくアニス酒として扱われているお酒です。ですが味は似てます。それは置いといて…このパスティス、面白い特徴があるのでお見せしましょう!見た目はこんな感じ。
このパスティスに水を加えると、
スターファイヤー(by引田天功)!カルピスのような白濁色になります(*゚▽゚*)
これはアルコールに油分が溶けていて、水を加えることでアルコール濃度が薄まり油分が出てくるからなんです。初めて飲む人はちょっと驚くのでドヤ顔でやることをおすすめします。予備知識はこれくらいにして、Anised cocktail作っていきます♫
1. グラスにアニス酒、クレーム・ド・フルーツ、水を入れる
今回はクレーム・ド・フルーツとしてメロンを使いました!
2. キューブアイスを2個入れて撹拌する
写真を撮る間もなく一瞬で完成www
写真が寂しいのでメロンの他にイチゴとブルーキュラソーも作りました!
見事なRGB!色鮮やかですね!味はやはりパスティスが圧勝します(笑)。微かにフルーツの味がする程度です。パスティスが苦手な人が飲めるかと言ったら難しいですね(笑)。ちなみに、イチゴを加えたものはRoseline(ローズライン)、ブルーキュラソーを加えたものはBarbarie(バルバリー)というカクテルだそうです。他にはカシスを加えてCanisse(カニス)というのもあります。こんなにバリエーションがあるなんて知りませんでした(>_<)
いかがだったでしょうかパスティスは⁉︎飲めばわかりますが味・香りは薬みたいに強烈です!飲んだ人の9割が顔をしかめ、1割が熱狂的なファンになるパスティス。そう、みんなに好かれる必要なんてない。ほんの一握りでも自分を好きでいてくれる人がいればそれで良い。そんなパスティスのような人生を送りたい。