神在月の出雲大社
2020年11月28日
全国の神が出雲に集まる神在月。せっかくなので出雲大社付近をぶらり。
まずは稲佐の浜。
神々は出雲に集まる際、まずここに上陸します。
浜辺には弁天島。島なのに浜辺にある…。昔はちゃんと海に囲まれていて橋で渡っていたそう。
賽銭箱もあり。
この稲佐の浜の砂を出雲大社へ持参すると厄除のお守りになるみたい。
そして出雲大社へ。
この時期に行われる神在祭です。
出雲大社で祀られている大国主命(オオクニヌシノミコト)。この場面は、古事記で大国主命と一緒に国造りをしていた少名毘古那神(スクナビコナノカミ)が突然去ってしまい途方に暮れていた大国主命の前に海から明るい玉が現れ、「自分を丁寧に祀れば国造りの完成に協力しましょう」とお告げを受けている場面。
松の参道を通って奥へ進むと拝殿があります。
出雲大社の拝殿のしめ縄。通常は向かって左側へ編み込まれていきますが出雲大社は逆になっています。これには色々理由があるようで調べてみると面白そう。
そしてさらに奥へ進むと御本殿。
ここに大国主命が鎮まっています。
御本殿を反時計回りに回ると西側にも拝礼場所があります。
これは殿内の御神座が西向きになっていてこの場所から拝礼することで大国主命と対面する形になり正式な作法になるからだそうです。
かわいいうさぎちゃんも。
そして十九社。
ここに全国から来た八万萬神が泊まります。
そして神楽殿。
巨大しめ縄で有名。
そして、大社から1kmほど離れたところに上宮(かみのみや)があります。ここで神々が縁結びの会議を行います。
意外とこじんまりしてます。
上宮から歩いてすぐのところに下宮(しものみや)があり、ここには天照大神が祀られています。
小さくて見逃しそう…。
神在月では普段とは違った雰囲気を味わえていいですね。