おうちカクテル〜No.6〜「Black lady」
2018年11月7日
ちょっと家具を買いにIKEAまで行った時の話。車で40分かけてIKEAの駐車場に着き、ここで恐ろしいことに気付く(おふっ、財布忘れた…)
そして往復80分かけてIKEAにカムバック。広〜い店内を徘徊したあげく自分の気に入ったものが無い…。せっかく財布も取りに帰ったから仕方なく80円のホットドッグを一つ買って帰りました。結局3時間くらいかけて収穫は80円のホットドッグ一個!でも良いんですよ、IKEA大好きだから( ´ ▽ ` )ノ
そんなうっかり者が今日作るのは「Black lady」
コアントロー、ジン、レモンジュースで作るWhite ladyの対を成す一品なんだろうか?いや、そういうことにしようo(`ω´ )o
〜材料〜
・コアントロー 1/2
・ウォッカ 1/2
・レモン 1ダッシュ
そんでこのレシピ、説明が極端に少ねえ∑(゚Д゚)
“Shaker et servir frais avec de la glace pilée.”
C’est tout!? うーん、わかりません(笑)。ちなみに写真も無い。まぁ多分シェークしてglace pilée(クラッシュアイス)を入れて出すんだろうな(*´∀`)♪
ということで早速、
シェーカーに材料入れて、
シェーク!
シェークしたら注いで、
完成!?うっかり大事なクラッシュアイス入れ忘れたけど、まぁいいや。
材料からも予想できたけどめちゃくちゃ綺麗なホワイト! Black ladyの“Black”とは一体(笑)。
味はアルコール度数(40%)の割にコアントローとレモンの爽やかさで飲みやすい!ほぼほぼホワイト・レディだけどね!
調べてみるとダークラムを使ったBlack ladyもあるようで。そっちの方がBlackなんだろうな(笑)。改めてこのカクテルブックのポテンシャルを知った一杯でした( ´ ▽ ` )
おうちカクテル〜No.5〜「フランスに置いてきたカクテル」
2018年11月5日
今日はフランスのカクテルブックからではなく、自分の中で懐かしカクテル。フランス修行中に編み出したやつを久しぶりに作りたくなってやってみた( ´ ▽ ` )
それには必須のリキュールが…日本にあるかなぁ。
あった(*゚▽゚*)
Mirabelle(ミラベル)!フランスのロレーヌ地方の果物でフランス人も大好きなようで!ロレーヌ地方に住んでいた時はスーパーでよく見かけました。日本では「西洋すもも」と呼ばれてるそうですが、そんなに酸っぱくなくとろけるような甘さが特徴の果物です。フランスではお菓子やジャム、お酒にも使われるようですね。
〜材料〜
・ゆず酒
・ミラベル酒
・ヨーグルト
・炭酸水
やはり日本産の材料なんであの味が再現できるか…
1. 炭酸水以外をシェーク
ヨーグルトは多めに入れちゃいます♫
2. シェークしたものをグラスに注ぐ
普通はシェーカーの氷は捨てますがシェーカーの氷もそのままグラスに入れます。(向井理に教えてもらった笑)
3. 炭酸水を注ぐ
ミカド(ポッキー)を添えて完成〜(・ω・)ノ
早速goûterしてみます…。うーん微妙に違う(笑)。全体的に味のパンチ力が無いような〜。やはり本場の材料で作らないとダメなんかな〜。やはりこれはフランスに置いてきたレシピにしよう( ´ ▽ ` )ノ 改良して日本バージョンを作るのもいいかなぁ。
映画「恋のしずく」
2018年10月31日
こんにちは、おすぎです!
ウソです。今日は「恋のしずく」という日本酒を題材にした映画を観ました〜( ´ ▽ ` )ノ ネタバレなしなのでご安心を。
超ざっくり言うと、東京の大学生の女の子が広島の酒蔵に研修に来て日本酒作りを手伝いながら恋をするお話です。これだけだと全く面白さが伝わらないですけどネタバレの加減がわからないもので(笑)!「日本酒」と「命」をテーマにした作品なのかな?久々に日本の映画で観て良かったなぁと思える作品でした。ストーリーは恋愛モノに有りがちなシンプルな内容。ちなみに過去私は図書館戦争シリーズを読み、途中から恋愛要素が強すぎてなぜか読んでる自分が恥ずかしくなり最後まで読めなかったという経験があります(。・ω・。) それがトラウマで恋愛モノは苦手なんですけどこの「恋のしずく」は最後まで自分に恥ずかしくなることなく観れました!
それは置いといて、自分が感動したのは、やはり職人さん達の日本酒作りにかける想い!ちょうど今、日本酒の勉強をしたかったのでこの作品は非常に為になりました。やっぱ日本の職人ってすげぇ!そしてカッコいい!特に自分はスペインでワイン作りを経験したので、それと対比する形で日本独特の文化、昔ながらの伝統や歴史に感動しました!もちろんワインはワインで素晴らしいですよ!さらに日本酒についても酒米の稲刈りから日本酒が出来るまで描写されてるし、日本酒の飲み方や食べ物との合わせ方もちょろっと出てきて(へぇ、やってみよー)と思える場面もあります。すでに日本酒に詳しい人には物足りないかもしれませんが自分みたいな入門者には勉強になる内容でした!
本当はネタバレとか関係なく載せて、「どうだ、観たいだろ!」って思わせたいところだけどこんな感じの説明しかできなくてすんません(・ω・)ノ 日本酒が好きな方、興味を持ってる方には自信を持っておすすめできる作品だと思います。ちなみにこれが大杉漣さんの遺作なんだそうです。これを観たら酒蔵見学に行きたくなること間違いなーし(*゚∀゚*)
以上、おすぎでした。
おうちカクテル〜No.4〜「Mixed kir」
2018年10月29日
お寺を見るとなんか落ち着く。ヨーロッパの教会も荘厳で神秘的だけどやっぱり木造の古臭いお寺がいいんだよなぁと思う今日この頃。
さて、今回は「Mixed kir」
要はキールなんですけどバリエーションもあるらしいので作ってみたいと思います!
Mixed kir
ベース:ワイン
強さ:★★★★★☆☆☆☆☆
食前酒
〜材料〜
クレーム・ド・カシス 1/6
白ワイン 5/6
ブランカッセ
クレーム・ド・カシス 1/8
白ワイン 7/8
ドライキール
ジン 1/6
白ワイン 5/6
1. クレーム・ド・カシスを注ぐ(左からキール、ブランカッセ、ドライキール)
2. 白ワインを注ぐ
完成〜(・ω・)ノ
白ワインを赤ワインに変えたものは「カーディナル」というカクテルになります。またスパークリングワインに変えたものは「キール・ロワイヤル」ですね!ちなみにシャンパンで作ったものは「シャンパン・キール」と呼ばれるそうです!
おうちカクテル〜No.3〜「Anised cocktail」
2018年10月27日
1年間日本にいないと色んなことが変わっててビックリ!鈴木福くんが声変わりしてたりクレヨンしんちゃんが声変わりしてたり…。毎週録画予約してたとんねるずのみなおか、ぷっすま、日曜もアメトーーク!は違う番組が録画されます(笑)。
そんな浦島状態の中、今日作るのは「Anised cocktail」
Anise(アニス)は薬草の一種で、そのアニスから作られるお酒がアニス酒。フランスではこのアニス酒にリコリスなどの薬草を加えたパスティスというお酒が超有名!でもこれがまぁクセが強い!元々アブサンというニガヨモギやアニスを原料としたお酒が流行ってたんですが、ニガヨモギのツヨンという成分に毒性(幻覚や錯乱)があることがわかり販売中止になりました。しかし、その美味しさのあまりアブサンの味に似せた毒性の無いお酒を作り、それがパスティス(フランス語のパスティーシュが語源、意味は模倣)というお酒です。ちなみにアブサンは画家のゴッホも愛飲していて、アブサンの幻覚症状が見るものが黄色く見えるだったそうで、あの有名なゴッホのヒマワリにも影響を与えていたとか…。信じるか信じないかはあなた次第です( ̄Д ̄)ノ
私はそんなエピソードもあるパスティスが大好き!フランスに行ったのもパスティスが好きだから!水割りで飲まれるのがオーソドックスなんですがバリエーションがあったので試してみたいと思います( ´ ▽ ` )ノ
Anised cocktail
ベース:アニス酒
強さ:★★★★★☆☆☆☆☆
食前酒
〜材料〜
・アニス酒(パスティス、ペルノなど) 2/8
・水 5/8
・クレーム・ド・フルーツ(お好みの味) 1/8
使用するのはパスティス。そのパスティスでも有名なRICARDというお酒を使います!これはフランスでGetした2018年限定版!ちなみにペルノはパスティスの一種として扱われているお酒なんですが、パスティスに必要なリコリスが入っていないため正確にはパスティスではなくアニス酒として扱われているお酒です。ですが味は似てます。それは置いといて…このパスティス、面白い特徴があるのでお見せしましょう!見た目はこんな感じ。
このパスティスに水を加えると、
スターファイヤー(by引田天功)!カルピスのような白濁色になります(*゚▽゚*)
これはアルコールに油分が溶けていて、水を加えることでアルコール濃度が薄まり油分が出てくるからなんです。初めて飲む人はちょっと驚くのでドヤ顔でやることをおすすめします。予備知識はこれくらいにして、Anised cocktail作っていきます♫
1. グラスにアニス酒、クレーム・ド・フルーツ、水を入れる
今回はクレーム・ド・フルーツとしてメロンを使いました!
2. キューブアイスを2個入れて撹拌する
写真を撮る間もなく一瞬で完成www
写真が寂しいのでメロンの他にイチゴとブルーキュラソーも作りました!
見事なRGB!色鮮やかですね!味はやはりパスティスが圧勝します(笑)。微かにフルーツの味がする程度です。パスティスが苦手な人が飲めるかと言ったら難しいですね(笑)。ちなみに、イチゴを加えたものはRoseline(ローズライン)、ブルーキュラソーを加えたものはBarbarie(バルバリー)というカクテルだそうです。他にはカシスを加えてCanisse(カニス)というのもあります。こんなにバリエーションがあるなんて知りませんでした(>_<)
いかがだったでしょうかパスティスは⁉︎飲めばわかりますが味・香りは薬みたいに強烈です!飲んだ人の9割が顔をしかめ、1割が熱狂的なファンになるパスティス。そう、みんなに好かれる必要なんてない。ほんの一握りでも自分を好きでいてくれる人がいればそれで良い。そんなパスティスのような人生を送りたい。
おうちカクテル〜No.2〜「Wine fizz」
2018年10月26日
昨日に引き続き一風変わったカクテル作っていきます(・ω・)ノ
本日は「Wine fizz」♫
fizzといえばジンフィズなど〇〇フィズをよく聞きますよね。でもワインフィズは聞いたことがない!これは面白そう♫ちなみにフィズとはベースのお酒にレモンジュース、砂糖、炭酸水などを加えたカクテルをそう呼んだりします。さらにフィズって炭酸の泡が弾ける音だそうですがそんな風に聞こえますか(^^)?私にはシュワシュワにしか聞こえませんな(笑)。
〜材料〜
・白ワイン 4/5
・レモンジュース 1/5
・砂糖 1スプーン
・卵白 1個分
まず卵白が必要なんですね。よーし、わかったo(`ω´ )o ペットボトルで黄身を吸い取るやつやってやる!
ペットボトルを凹まして、
おおー!!!
すげえぇーw!気持ちいい、なんだこれ(゚∀゚)!今度からこれやろう!
1. 材料をシェーカーに入れる
こぼさないようにね☆
2. シェーカーで30秒振る
卵白が入ってるので強めにシェーク!
3. グラスに氷を半分入れて、注ぐ
ほいっ!
完成〜(・ω・)ノ
余った黄身を使ってガレットも!
近くのスーパーにそば粉が売ってなかったので小麦粉で作ってみました。クレープみたいにモチモチしちゃってイマイチ…。やっぱガレットはそば粉でパリッとしてなきゃダメだ(ㆀ˘・з・˘)
ワインフィズは白ワインにレモンの爽やかさが加わって夏に飲むのがちょうど良さそう!卵白も入ってるので口当たりがまろやか!ちょっと違った白ワインを味わいたいときにいいかもしれない( ´ ▽ ` )
おうちカクテル〜No.1〜「Mikado」
2018年10月25日
無事日本に帰って来て、引っ越しやら役所の手続きやらが落ち着きました。時間もできたのでバーを巡りたいのですが毎日行くわけにもいかない…。なのでパリで購入したカクテルブックをパラパラめくってフランス語の勉強がてら気になるカクテルを作っていきたいと思います!いつ発行されたものかわからんけど古そうな本だからまぁいいか( ´ ▽ ` )
初めは「Mikado」!
Mikadoといえば欧州版ポッキー!
カルーアミルクっぽいカクテルかな〜と思いきや、ポッキー1本も使いません(笑)。
ベース:日本酒
強さ:★★★★☆☆☆☆☆☆
食後酒
〜材料〜
・日本酒 2/3
・緑茶 1/3
・砂糖 1スプーン
・グーズベリー 適量
ん、グーズベリー⁉︎なんやそりゃ∑(゚Д゚)!調べるとセイヨウスグリだそうです。そんなもんここらのスーパーで買えるかっ(笑)!なのでクランベリーで代用しました!しかも乾燥(笑)。
これならスーパーでも手に入りますね〜。頑張ってフランス語を訳しながら作っていきます( ´ ▽ ` )ノ
1. 日本酒と緑茶を湯煎する
分量の日本酒と緑茶を湯煎します。面倒なのでレンジでチンでもいいと思います。
2. それらを混ぜる
混ぜまーす!
3. カクテルグラス半分に砕いた氷を満たす
アイスクラッシャーが欲しい…orz
4. 氷に砂糖を振りかけ、ベリーを追加する
こんな感じですかね。
5. 氷の上に温めた日本酒・茶を注ぎ、すぐ飲む
完成〜(・ω・)ノ
できたら「すぐ飲む」そうです(笑)!すぐ飲みすぎてベリーの味がない∑(゚Д゚)!しっかり混ぜてから飲むとベリーの甘酸っぱさと日本酒がマッチして結構美味しい♫日本酒が染み込んだベリーも美味しいです!
ちなみにMikadoというカクテル、サヴォイのカクテルブックに載ってるようです。でも全然別のカクテルでした!じゃあこのMikadoは何者なんだー(笑)!!!そんな感じで面白くも美味しいカクテルでした(*´∀`)♪